JOURNAL SCÈNE 3
SCÈNEアーティスト インタビュー
日常の積み重ねが、美につながる~河原シンスケさん
SCÈNEで展示を行うアーティストに、SCÈNEディレクターの山本菜々子とアドバイザーの田辺良太がインタビューを行う本シリーズ。今回は、うさぎのモチーフ作品をはじめ、ハイブランドとのコラボ作品やサロンレストランのオーナーデザイナーとしても活躍している河原シンスケさんに、作品に対する思いや日常に潜む美意識などについてお話を伺いました。
最初に国際線で行った海外がパリだった
いいものを長く大事にする美しさ
フィロソフィーをどう表現するかが大切
うさぎの「Forme」のおもしろさ
直に会う、直に見ることの大切さ
文・構成:山下千香子
写真撮影:石塚定人
撮影協力:Usagi
SCÈNEからの質問
Q.河原さんにとって美とは?
日常です。
毎日の積み重ねの意識が美を作ると思うから。
Q.河原さんにとってアートとは?
楽しむこと。
作る側にとっても見る側にとっても、楽しむことが大切。
PROFILE
河原シンスケ
80年代初頭よりパリを中心にアーティスト活動を開始。
様々なインターナショナル企業とのコラボレーションも精力的に行っている。
また、サロン「usagi」のコンセプターでもある。
〈主な展覧会など〉
ファベルジェのアニメーションフィルムを、ポンピドーセンターで上映
パレ・ド・トーキョウや国立ダンスセンターでの作品発表
La Rochelle のリゾートホテル「cote ocean」の総合デザイン
サントリーHIBIKI招待アーティストとして、パリ、ロンドン、NY等で展覧会開催
エルメス本社「プチ-h」で世界一点ものデザイン作品発表継続中
日本橋富山館で、富山蛭谷和紙での屏風絵を発表
Line スタンプ「パリラパン&ネコジャン」をソニーデジタルエンターテイメントより発表
2016年10月京都国際映画祭で西本願寺行徳院で展覧会
2016年末サントリープレミアムモルツとコラボレーション
ARCHIVE
JOURNAL SCÈNE 2
INTERVIEW w/ MIDORI SATO
心に正直な偽りのない画面を描きたい(佐藤翠)